代表取締役の異動に関して
～SBIグループとのさらなる連携強化に向けた新経営体制へ～

　当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり代表取締役の異動について内定いたしましたので、お知らせします。

記

◆代表取締役の異動（2024年6月21日付を予定）

　当社は、家を買いたい、人生を変えたいと思った「ある日」を住宅ローンでサポートする、国内最大手※1の住宅ローン専門金融機関として成長してきました。全期間固定金利住宅ローン【フラット３５】等を中心にビジネスを拡大し、2017年12月に東京証券取引所第一部（現在：プライム市場）に上場しました。

　昨今の長短金利差の拡大により【フラット３５】市場の減少傾向など市場環境が厳しさを増す中、2022年11月よりSBIグループの一員となり、住宅金融分野により注力することで再成長を目指しています。
　2023年8月にSBIグループの株式会社SBI新生銀行（本店：東京都中央区、代表取締役社長：川島 克哉）との共同開発による変動金利商品のラインアップを拡充するとともに、SBIグループ各社との連携を進めてまいりました。これらの施策により、2024年3月期第2四半期以降の融資実行件数を再び上昇基調に転換させてまいりましたが、今後も持続的成長を実現するために、より一層グループシナジーを活かした事業展開を推進する必要があります。

　今回、代表取締役社長CEO兼COOに就任予定※2の伊久間 努は、商社、外資系IT企業や製造業など幅広い業界での勤務経験やマネジメント経験を有し、また、SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長（CEO）：北尾 吉孝）の専務執行役員としてSBIグループの事業に精通しています。特に、不動産事業およびそのマネジメントの経験は、昨年12月に当社グループ入りしたSBIエステートファイナンス株式会社、SBIスマイル株式会社、SBIギャランティ株式会社との連携をさらに加速できると考えます。伊久間は本年4月より副社長執行役員COOに就任予定ですが、よりスピード感をもってSBIグループ各社との連携をさらに強固なものとするために、今般の経営体制の変更を決定しました。これにより、さらなる持続的成長と企業価値向上の実現を目指してまいります。

＜伊久間 努の略歴＞

1992年4月 　伊藤忠商事株式会社　入社
2003年7月 　デルコンピュータ株式会社（現デル・テクノロジーズ株式会社）入社
2005年12月　株式会社リヴァンプ　入社
2009年12月　株式会社ウォーターダイレクト（現株式会社プレミアムウォーターホールディングス）代表取締役執行役員社長
2013年4月 　株式会社フージャースホールディングス　社外取締役
2015年9月 　株式会社フージャースホールディングス　専務取締役
2017年10月　Hoosiers,Inc.　President
2020年5月 　株式会社フージャースウェルネス&スポーツ　代表取締役社長
2022年4月 　株式会社フージャースホールディングス　取締役専務執行役員
2023年6月 　SBIホールディングス株式会社　専務執行役員（現任）
2024年2月 　当社　顧問（現任）
2024年4月 　当社　副社長執行役員COO（就任予定）

※1 累積融資実行件数及び金額　2023年7月　株式会社 日本能率協会総合研究所調べ
※2 2024年6月21日開催予定の第10回定時株主総会および取締役会での決議を経て、代表取締役に選定予定です。

◆2024年6月21日付の役員体制（予定）はこちらをご覧ください。
https://www.sbiaruhi-group.jp/news/press/20240328